機関誌『地域文化』PUBLISH

『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。

バックナンバー

No.145(2023夏)「信州と海」

本誌は23年前に「海こそなけれ 信州と海」(53号・2000年)を特集した。「海こそなけれ」とは長野県歌「信濃の国」に歌われたの歌詞で、「長野県には海がないけれど」(不足するものはなにもない、と続く)という意味であることは言わずもがなである。本号では、古の信州人が抱いていた海への想いや人と海(湖、川、水)との関わりについて着目し、現代における海に対する価値観や次世代に伝えゆくものについて考察したい。

Index
巻頭言を読む (PDF)
【特集】

「日本画家・菱田春草と海」 松井美保(飯田市立美術博物館客員研究員)

「生糸輸出と横浜港」 阿部勇(長野県立歴史館元総合情報課課長)

「和歌に見る『諏訪湖』の景」西一夫(信州大学学術研究院教育学系教授)

編集室取材「海のものが山で生きる この伝統を絶やさない」(諏訪地域)取材先:有限会社イリセン代表取締役 茅野文法

「海人族安曇族がもたらした文化」 酒井春人(有限会社龍鳳書房代表取締役)

編集室取材「海なし県に海の民話」(小海町・大町市)

コラム「小笠原諸島発見は幻?」

【連載】

巻頭 「信州と龍宮」/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)

未来への萌芽「モノから地域を考える」 樋口明里(長野市立博物館・学芸員)

日本画と私「温故知新」/藤井聡子(日本画家)

A Day in the Life「長いトンネルの先」/砺波周平(写真家)

調査報告 碑に刻まれた地域の歴史と文化「富士見野に集ったアララギの歌人たち」-左千夫・赤彦・茂吉-』

守りたい ふるさとの知恵と工夫の食文化「食文化とは?」/中澤弥子(長野県立大学健康発達学部食健康学科教授)

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