長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
人類の歴史を俯瞰すると、人々の暮らしは住居も食料も燃料も、つい最近まで森の恵みと共にあった。急激な社会構造の変化で、暮らしが森と離れていくにつれ、多くの森林は日が差し込まない暗い森と化した。森の価値は下がり、使い手も減り続けている。もはや森と人とが良い関係を保ち、共に生きることはできないのだろうか。改めて森とは何かについて振り返りつつ、これからの森と人とのかかわり方について考えてみたい。
森を観ることから始める 森へのいざない/小山泰弘(長野県林業総合センター育林部長 農学博士)
森林と人との新しい関係 /上原巌(東京農業大学教授)
森の未来を考え、つくる担い手たち(伊那市)
対談 森で考える 自然と人との共存共栄 / 井田秀行 × 原薫
巻頭 『霜月祭の「願ばたき」』/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)
日本画と私「縄文からの掛け替えのないプレゼント」/藤井聡子(日本画家)
A Day in the Life「ランドマーク」/砺波周平(写真家)
未来への萌芽「~地域の架け橋になりたい!~私は木曽町の学芸員」/伊藤幸穂(木曽町教育委員会・学芸員)
調査報告『碑に刻まれた地域の歴史と文化「細野氏招魂碑と幸田文文学碑 千国街道 稗田山の大崩落」』
ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「継子の尻拭い」/宮坂静生(俳人)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |