長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
本誌ではこれまでも「千国街道」を幾度か取り上げてきた。二六年前に『~運ぶ、味わう、生きる。暮らしの中の塩を問う「塩」~』(三九号・一九九六年)、十一年前には「隣県との交流―千国街道―」(九九号・二〇一一年)を特集した。だが時代の移り変わりと共に、人々の価値観は大きく変化するものである。本号では、過去の特集とは異なる角度から「千国街道」の歴史や地形を考察する。また古来の役割を終えて久しい街道を、人々が楽しみながら、未来へとつなげていく様子を見ていく。
物流の道 千国街道/胡桃沢勘司(近畿大学名誉教授)
フォッサ・マグナが生んだ千国街道/市川正夫(信州大学非常勤講師ほか 長野県地理学会会長)
千国街道を歩く楽しみ(北安曇郡小谷村)
対談 千国街道の宿場町 大町の歴史を今に生かす/小林茂喜 × 渡邉充子
巻頭 『信州の「三太郎」』/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)
日本画と私「縄文の息吹に触れる旅」/藤井聡子(日本画家)
A Day in the Life「伝統と変革と継続」/砺波周平(写真家)
未来への萌芽「自然をつなぐ人々」/栗林勇太(市立大町山岳博物館・学芸員)
調査報告『碑に刻まれた地域の歴史と文化「仁科森遠の髻塚」』
ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「恙虫」/宮坂静生(俳人)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |