機関誌『地域文化』PUBLISH
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
バックナンバー
No.140（2022春）「鬼無里」
裾花川の源流域に沿ってひろがる、周囲を山々に囲まれた谷の里、「鬼無里」。由緒正しい社寺、路傍の石神・石仏も多く、多彩なだけでなく、それらの持つ内容も深い。この「鬼無里文化」ともいうべき独特の文化圏は、「鬼女紅葉」や「木曽殿」に代表される豊かな京文化に彩られた伝説の里でもある。さらに、太古にまでさかのぼれば海底だったという証も処々に見られる。ロマンに満ちた谷をさまざまな角度から採り上げてみたい。
Index
巻頭言を読む (PDF)
【特集】
かつて海だった鬼無里－奥裾花渓谷の地質・地形－／田辺智隆（戸隠地質化石博物館学芸員）
谷間にある豊かな里－鬼無里の歴史と文化ー／古畑敦（長野郷土史研究会鬼無里支部会員）
文化の交差路 伝説の里 鬼無里／中村公夫（元鬼無里村教育長）
伝説の跡を訪ねて 鬼無里逍遥記（長野市鬼無里）
対談 鬼無里大好きを拡散させたい／吉田廣子×清水泰憲
【連載】
巻頭「八面大王を夢想する」／小松和彦（国際日本文化研究センター名誉教授）
日本画と私「暮らしの中に息づく地域性・多様性」／藤井聡子（日本画家）
A Day in the Life「協力一致」／砺波周平（写真家）
未来への萌芽「松本の海と四賀の多様性に触れる」／小林駿（松本市四賀化石館・学芸員）
「地域の文化継承活動助成事業」報告
ゆたかなる地域のことば－地貌季語を楽しむ－「道乾く・庭乾く」／宮坂静生（俳人）
PDFファイルをご覧いただくためには Adobe Reader が必要です。下のボタンをクリックしてダウンロードしてください。
