長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
野生鳥獣による農業などへの被害は、深刻な社会問題となっています。近年、鳥獣による被害解決策として、捕獲された鳥獣(主にシカやイノシシ)を「ジビエ」として食べることで有効利活用しようという動きが各地で見られます。信州では、昔から自然の恵みとして多くの動植物を享受して、豊かな食文化を築いてきました。本号ではそうした食文化の一つとして、現代の生活に適合した「ジビエ」の普及を目指し、持続可能な社会づくりに携わる人びとに着目します。
信州のジビエとワイン 「山あり県」を「美食の国」へ/玉村豊男(エッセイスト・画家・ワイナリーオーナー)
野生鳥獣とジビエーその歴史と今後についてー/押田敏雄(麻布大学名誉教授)
ジビエに魅せられた一家 地域のものを大切にする心/(茅野市)
対談 ジビエがもたらす豊かな暮らし/浦山佳恵×井野春香
巻頭「戸隠奥社への参道」/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)
日本画と私「今でも、「尺」や「匁」から始まる世界」/藤井聡子(日本画家)
A Day in the Life「御柱祭との出会い」/砺波周平(写真家)
未来への萌芽「木漏れ日の中の建築を追いかけて」/宮下真美(軽井沢ニューアートミュージアム・学芸員)
雪国のことばとくらし-ふるさとの「音」- 江戸の音・信濃の音
ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「鹿食免」/宮坂静生(俳人)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |