機関誌『地域文化』PUBLISH

『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。

バックナンバー

No.138(2021秋)「信州紬」

信州は「蚕の国」「絹の国」と呼ばれるように古くから養蚕が盛んな地です。草木染の原料となる草木は至る所に生息しており、染料材にも恵まれていました。それぞれの地域の風土を紡ぎ、染め、織る。「信州紬」はまさにこの言葉がふさわしい、人々の手によって継がれてきた地域の文化です。本号は、信州紬の歴史等を紐解くとともに、伝統工芸を継承し次世代へ新しい形で繋ごうとする挑戦や課題も採り上げます。

Index
【特集】

信州紬の歩み 上田紬から紐解く紬の歴史/尾崎 行也(元県立歴史館専門員)

産業材料としての紬織物/塚田 益裕(元信州大学繊維学部 応用生物科学科教授、元繊維学部特任教授)

伊那紬-糸づくりから手織りまで/(駒ヶ根市)

真綿、そして。-眉を活かす知恵と技術/林 久美子(岡谷蚕糸博物館 学芸員)

自然の美しさをそのままに織り上げる 天蚕紬-その魅力と歴史(安曇野市穂高有明)

鼎談 伝統をつなぎ革新に向き合う/大牧圭吾×小岩井カリナ×小岩井良馬

【連載】

巻頭「秘仏が生み出す聖性」/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)

日本画と私「今なお「両」や「斤」の世界」/藤井聡子(日本画家)

A Day in the Life「集落で暮らす」/砺波周平(写真家)

未来への萌芽「民具と秤と私」/村田幸子(山形村教育委員会・文化財担当)

雪国のことばとくらし-ふるさとの「音」- 雪の音(オノマトペ)(後編)

ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「諏訪大社上社十五夜際奉納相撲」/宮坂静生(俳人)

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2冊880円(税込)
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