機関誌『地域文化』PUBLISH

『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。

バックナンバー

No.137(2021夏)「中央構造線今昔」

地球的規模で創造された中央構造線を、日本人は古来より様々な目的で利用してきました。南北を直線的に結ぶ地形に、文化や信仰が行き来しました。塩などの物資も運ばれました。その険しさから、都より逃れ再起の時をうかがった者もいました。戦国時代には軍を進める道にも使われました。文明が発達すると、合理性や利便性を追求する近代化の波に取り残されそうになりました。ですが価値観の多様性を重んじる今日において、有する歴史や果たしてきた役割が見直されつつあります。日本の中でも希有な地形である中央構造線を改めて問い直します。

Index
巻頭言を読む (PDF)
【特集】

対談 未来につながる現代の街道 越境視点から信州をみる/戸田敏行×内海巌

三遠南信 大地の歴史/河本和朗(大鹿村中央構造線博物館学芸員)

三信遠の中世的芸能と中央構造線/櫻井弘人(柳田國男記念伊那民俗学研究所・國學院大學兼任講師)

街道を訪ねる ー秋葉街道紀行・中央構造線を辿る旅

【連載】

巻頭「あずさ2号」/小松和彦(国際日本文化研究センター名誉教授)

日本画と私「瓶の中に、日本画の中にも」/藤井聡子(日本画家)

A Day in the Life「湧き水」/砺波周平(写真家)

未来への萌芽

雪国のことばとくらし-ふるさとの「音」- 雪の音(オノマトペ)(前編)

ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「朴葉餅・朴葉巻・朴葉飯」/宮坂静生(俳人)

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