長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
日本人の「心のふるさと」ともいわれる唱歌・童謡。信州の美しい自然や多くの信州ゆかりの人びとが、胸を打つ歌を次々と生み出しました。本号では信州と縁が深い、唱歌・童謡が生み出された背景をひもとくとともに、歌の持つ力とこれからの可能性、歌い継ごうとする取り組みを採り上げました。唱歌・童謡を見つめ直すことで、失われつつあるもの、本当は大切にしていきたい価値観などが見えてくることでしょう。
伊澤修二と高野辰之 二つの唱歌教育論/中山 裕一郎(信州大学名誉教授)
童謡は子どもたちの心を育む栄養食/海沼 実(日本童謡学会理事長)
心に届け-唱歌・童謡を歌い継ぐ取り組み/(山口県萩市・安曇野市・松本市)
対談 唱歌・童謡の衰退を止めたい 教育現場から見た日本の心の歌/武田 育夫×山田 真治
巻頭 作品を生み出すという事/保科 豊巳(東京藝術大学名誉教授)
日本画と私「最近のいとおかしきもの」/藤井 聡子(日本画家)
信濃幻風景「父と娘」/小林 紀晴(写真家・東京工芸大学写真学科教授)
雪国のことばとくらし-ふるさとの「音」-「炉端の音ー囲炉裏を囲む暮らしー」(後編)
「地域の文化継承活動に関するアンケート」調査報告<第2回>
友の会さろん
ゆたかなる地域のことば-地貌季語を楽しむ-「事八日」/宮坂 静生(俳人)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |