機関誌『地域文化』PUBLISH
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
バックナンバー
No.134（2020秋）「秋山郷」
栄村秋山地区は「秋山郷」と呼ばれ、秘境イメージに惹きつけられた観光客が訪れます。苗場山や鳥甲山に囲まれた中津川の深い谷沿いにあり、豊かな暮らしが代々受け継がれ息づいています。
相次ぐ災禍、コロナ禍で私たちの生きる価値が揺らいでいる今、山村に残る豊かな営みをあらためて考えます。
Index
【特集】
危機の時代を生きる 今、山暮らしの意味を問う／白水 智（中央学院大学法学部教授）
山に生きた人、山田和幸さんが伝えてくれたこと／井上 卓哉（富士市市民部文化振興課）
秋山郷の焼畑耕作／関戸 明子（群馬大学教授）
マタギの精神～山の神様への畏れと恵みへの感謝～（下水内郡栄村小赤沢）
座談会 秋山に生きるということ／山田 武雄×福原 とも子×坪内 大地×川音 枝里子
【連載】
巻頭 失われつつある祖母の記憶／保科 豊巳（東京藝術大学名誉教授）
目も綾な暈繝彩色、紺丹緑紫／藤井 聡子（日本画家）
ぶどう棚／小林 紀晴（写真家・東京工芸大学写真学科教授）
雪国のことばとくらし －ふるさとの「音」― 一茶の足元 下駄の音
友の会さろん
ゆたかなる地域のことば－地貌季語を楽しむ－「榊祭り」／宮坂 静生（俳人）
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