長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。
長野県の総面積の八割を占める山。高山から低山まで美しくそびえる山々に魅せられ、幾度目かの登山ブームも相俟って多くの人が山を訪れている。人はいつから山に登るようになったのだろうか。本号では、山行の原点から現代の登山に至るまでの歴史を振り返りつつ、なぜ人は山に登るのか、長野県特有の登山文化や教育、登山の楽しみから危険性など、「山に登る」ことについて考察してみたい。
山と日本人 信州男山岳を事例に/菊地俊朗(山岳ジャーナリスト)
鼎談 山登りは非日常への冒険/杉田浩康(長野県山岳協会会長)× 山田直(有限会社 奥上高地横尾山荘代表取締役)× 松尾雅子(信州登山案内人)
学校登山 信州の教育と登山/関悟志 (大町市文化財センター学芸員)
編集室取材 山に挑み、楽しむ若者たち 高校山岳部の取り組み(大町市)
日本の山岳医療の道を拓く/大城和恵(国際山岳医・医学博士)
巻頭 「絵描きたちの登山」/小川稔(松本市美術館館長)
未来への萌芽「展覧会を作る」/松浦千栄子(長野県立美術館 学芸員)
日本画と私「和紙が紡ぐストーリー」/藤井聡子(日本画家)
A Day in the Life「この場所で暮らす役割」/砺波周平(写真家)
「地域の文化継承活動 助成事業」報告
守りたい ふるさとの知恵と工夫の食文化「手打ちそば」/中澤弥子(長野県立大学健康発達学部食健康学科教授)
『地域文化』は八十二文化財団友の会会員の皆さまに無料でお送りしています。
また、バックナンバーは1冊360円(税込・送料別)でお頒けしています。
『地域文化』専用ファイルを販売しております。
冊数 | 価格 |
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1冊 | 550円(税込) |
2冊 | 880円(税込) |
3冊 | 1100円(税込) |
4冊以上 | 1冊当たり330円(税込) |