機関誌『地域文化』PUBLISH

『地域文化』は昭和62年3月から年4回発行しています。毎号、長野県に関係の深い人物・産業・自然などを特集で紹介しています。

最新号

No.154(2025秋)「祭り」-受け継がれる地域の誇り-

信州には、自然と共に暮らす中で育まれてきた多様な祭りが今も息づいている。人々の祈りや感謝、共同体の絆を映し出すそれらの祭りは、地域の歴史や風土と深く結びつきながら、世代を超えて受け継がれてきた。しかし近年、少子高齢化や担い手不足といった課題が顕在化し、継承のあり方が問われている。本号では、祭りの本質とその継承の現場に目を向け、地域の文化としての祭りの現在地とこれからを考える。

Index
巻頭言を読む (PDF)
【特集】

祭りの意味と歴史/笹本正治(長野県立歴史館 特別館長)

信州の祭り「御柱祭」此処彼処、多彩な御柱の魅力/太田真理(清泉女子大学・東京未来大学 非常勤講師)

編集室取材 「山里に灯る炎と祈り 小菅の柱松柴燈神事に見る伝統継承の形」

対談 「祭りは女性にとって鬼門とはいうけれど。」/鈴木幸香(長野県立歴史館 文化財指導主事)× 真嶋由紀子(マジマ荘女将)

「民俗芸能の宝庫」南信州 その特徴と継承の取り組み/櫻井弘人(國學院大學兼任講師・南信州芸能継承推進協議会アドバイザー)

調査グループ報告 「お盆の行事と『晴れ食』-年中行事と『食』(アンケート結果より)」

【連載】

巻頭 「画期的だった信毎松本本社ビルの設計プロセス」/伊東豊雄(建築家)

日本画と私 「今なお、市井に生きつづける砧」/藤井聡子(日本画家)

ある日、信州の森にて 「増え続けてきたニホンザル」/宮崎学(写真家)

守りたい ふるさとの知恵と工夫の食文化「信州の昆虫食」/中澤弥子(長野県立大学健康発達学部食健康学科教授)

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冊数価格
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2冊880円(税込)
3冊1100円(税込)
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