催しEVENT

催し名
教養講座

創立40周年対象講座
歴史講座「信濃の藩物語」第1回「高遠藩」

日時6月6日(金)午後1時30分~4時
会場伊那市創造館(伊那市荒井3520)
講師

講義1:塚田 博之(伊那市立高遠町歴史博物館館長)
講義2:福澤 浩之(伊那市立高遠町歴史博物館学芸員)

演題

講義1:「高遠藩と領民たちの苦難」
講義2:「古文書・古記録に見る高遠藩の食文化」

定員60名
概要

信濃の藩をテーマに4回シリーズの講座です。地元の研究者による講義を県内各地で開催します。
<講師からのメッセージ>
講義1:高遠藩は高遠城(現伊那市高遠町)を中心とした譜代の小藩です。保科氏が山形に移ると鳥居氏が入り、その後1691年(元禄4)清枚から代々内藤氏が藩主を務め、8代内藤頼直のときに明治維新を迎えました。高遠藩は「ぼろは内藤下り藤」と言われたほど財政的には苦しく、領民にもさまざまな苦難があったとされていますが実情はどうだったのでしょうか。これまでに分かってきた高遠藩の姿を紹介します。


講義2:山間地の多い高遠は戦国時代から交通の要衝となっており、江戸時代には城下の高遠町に宿継や中馬によって様々な物資が集められ、周辺の村落部にも影響を与えました。それを裏付けるように地元では産出できない食材を使った料理がよく出されています。これは大変興味深いことであるため、献立帳や記録から、藩主に提供された料理や村人が寄合で作った料理などを紹介し、流通に支えられていた高遠藩の食文化についてお話しします


講義1/「高遠藩と領民たちの苦難」
    塚田 博之(伊那市立高遠町歴史博物館館長)
    午後1時30分~2時30分
講義2/「古文書・古記録に見る高遠藩の食文化」
    福澤 浩之(伊那市立高遠町歴史博物館学芸員)
    午後2時40分~3時40分
*講義終了後に質疑応答の時間を取ります。


共 催/伊那市教育委員会
後 援/信濃史学会

受講料会員500円、一般1,000円
催しコード13
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