催しEVENT

催し名

【満席御礼】文学散歩「北杜夫と松本」

日時10月31日(火)午後1時~3時45分
会場松本市あがたの森文化会館 本館 2階 2-7室(松本市県3-1-1)
講師

堀井 正子(文学研究家)

定員40名
概要

【定員に達したため受付を終了しました】 
講義/「北杜夫と松本―『どくとるマンボウ青春記』を中心に」
(午後1時~2時30分)
見学/旧制高等学校記念館見学(解説/髙山 峻一学芸員)
(午後2時45分~3時45分)
*解散後自由見学


北杜夫が旧制松本高等学校に入学した昭和20年は戦時下で、北杜夫の東京の家は空襲で焼け、松高の入学式も8月1日に延期、式が終わると大町に勤労奉仕に送られ、8月15日、ラジオで敗戦を知る。9月20日、学校は再開されたが、すさまじい食糧難で、冬から翌年の3月まで休校。それでも松高生は、カント、ヘーゲル、キエルケゴールを師とし、シェイクスピア、ゲーテ、ドストエフスキーを友とし、北もあおられて月に二、三十冊読んでいく。21年3月上旬、学校は再開、2年、3年、と進級していくが、この間、父茂吉の短歌に出会って感動。自分も短歌を詠み、小説を書き出し、終生の友、すばらしい先生に出会った波乱の松高の三年間を中心に、北杜夫の幅広い文学活動に触れたいと思います。

*堀井正子先生の講義の後、旧制高等学校記念館を見学します。

共 催/旧制高等学校記念館

受講料会員800円、一般1,200円 (入館料含む)
催しコード36