催しEVENT

催し名

歴史講座「近世女性のあゆんだ道」(長野会場)

日時9月5日(火)、12日(火)、19日(火)午後1時30分~3時30分[全3回]
会場八十二別館 4階 AV研修室(長野市岡田178-13)
講師

尾崎 行也(元長野県立歴史館専門員)

演題

第1回: 勅撰和歌集と「百人一首」
第2回:『女重宝記』と「女今川」
第3回:『孝義録』と孝女褒賞

定員60名
概要

 「百人一首」は江戸時代の女たちの教養書の一つになっていました。そのことは絵入り(歌仙絵)の百人一首本が嫁入道具のうちに加えられていたことから分かります。さらに『女(おんな)重宝記(ちょうほうき)』という江戸時代の女性用百科事典のなかにも「百人一首」が見られるのですが、ここにはまた必ず「女今川」か「女大学」などが入っていました。これは女性用の往来物(教科書)です。
 江戸時代の女たちの理想と現実は何であったのかを考えてみたいと思います。

受講料会員1,500円、一般3,000円(3回分)
催しコード25