催しEVENT

催し名

文学講座「北アルプス 山岳文学の魅力」第2回 新田次郎『剱岳 点の記』の奮闘

日時5月23日(月)午後1時30分~3時30分
会場長野ターミナル会館 4階 国際ホール(長野市岡田178-2)
講師

堀井 正子(文学研究家)

内容

第2回 新田次郎『剱岳 点の記』の奮闘

定員80名
概要

【講師からのメッセージ】
山の文学はじつに多彩です。芥川賞作家井上靖の『氷壁』は、魚津と小坂が前穂高東壁の冬期初登攀に挑むも、切れるはずのないナイロンザイルがあっけなく切れ、小坂は墜死。真相を突き止めるべく奮闘する魚津の運命を描く。新田次郎の『剱岳 点の記』は陸軍の陸地測量部の柴崎が地図作成のために、前人未踏の剱岳山頂に三角点を設置すべく奮闘する物語。「山を想えば」の百瀬慎太郎は大町の「對山館(たいざんかん)」主人で登山家、大町登山案内人組合を作り、登山者の安全のために山小屋も作り、エッセイや短歌を残した姿をたどります。三者三様、山と人との姿は魅力的です。

※受講票は3月1日以降にお送りいたします。

受講料会員500円、一般1,000円
催しコード9