催しEVENT

催し名

文学講座「三島由紀夫と村上春樹」(松本会場)

日時4月10日(土)午後1時30分~3時30分
会場松本市勤労者福祉センター3階 3-3会議室(松本市中央4-7-26)
講師

半沢 幹一(共立女子大学文芸学部教授)

内容

村上春樹

定員50名
概要

 三島由紀夫と村上春樹、時代はずれますが、どちらもノーベル文学賞作家の候補となった、日本を代表する作家です。今回はこの二人を取り上げることにします。
 三島は1970年に割腹自殺を遂げてからちょうど50年ということで、昨年はマスメディアに盛んに取り上げられました。1968年、ノーベル文学賞の候補に挙げられましたが、三島の文学的恩師である川端康成が受賞しました。
 村上は1979年に作家デビューし、1987年の『ノルウェイの森』が大ブレークし、今や日本だけでなく、世界的な人気を誇るまでになりました。最近は毎年のようにノーベル文学賞の候補に挙げられています。
 作品同士を比べたら、どういう異同が見られるか、それぞれの代表的な短編小説を一緒に読んで、確かめてみましょう。

 松本会場では、村上の第一短編集『中国行きのスロウ・ボート』に収められた各作品を取り上げ、その表現上のいくつかの特徴を取り上げ、それらが作品内容とどのように関わるかを考えてみます。その際、他の作家だったらどのように表現するか、三島由紀夫作品と比べてみます。

後援/松本市教育委員会

受講料会員500円、一般1,000円
催しコード1
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