催しEVENT

催し名

【満席御礼】古典文学講座 『方丈記』に読む中世の災害報道―鴨長明がみた五大災厄―(長野会場)第2回午前の部

日時12月17日 (木) 午前10時~12時
会場八十二別館 4階 AV研修室 (長野市岡田178-13)
講師

西 一夫(信州大学教育学部教授)

内容

「養和の飢饉・元暦の大地震」

定員40名
概要

*好評につき定員に達したため受付を締切ました。
『方丈記』は、清少納言の『枕草子』・吉田兼好の『徒然草』とあわせて三大随筆と称されています。『方丈記』には、二つの先行作品と異なって前半部分は当時立て続けに起こった「五大災厄」が描かれます。「災厄」は地震・飢饉・辻風という自然災害から火災・遷都のような人災までを含みます。
 こうした災厄を見聞した作者は、現実感を持たせて臨場感ある描写がなされています。現代で言えば報道記者(ジャーナリスト)と呼ぶことができる存在と言えるでしょう。「コロナ禍」と称される現在、作者が経験して見聞した災厄を読むことで、先人が災厄とどのように向き合ってきたのかを知る機会にしたいと思います。
*講座は1回毎のお申込みとなり、講座当日の受付にて受講料をいただきます。
*長野会場は同一内容で、午前の部、午後の部を設けています。ご希望の時間帯でお申し込みください。

受講料会員500円、一般1,000円
催しコード28