催しEVENT

催し名

【満席御礼】古典文学講座 『方丈記』に読む中世の災害報道―鴨長明がみた五大災厄―(松本会場)第1回

日時11月24日(火)午後2時~4時
会場松本市勤労者福祉センター3階3-3会議室(松本市中央4-7-26)
講師

西 一夫(信州大学教育学部教授)

内容

「安元の大火・治承の辻風・福原遷都」

定員50名
概要

*好評につき定員に達したため受付を締切ました。
『方丈記』は、清少納言の『枕草子』・吉田兼好の『徒然草』とあわせて三大随筆と称されています。『方丈記』には、二つの先行作品と異なって前半部分は当時立て続けに起こった「五大災厄」が描かれます。「災厄」は地震・飢饉・辻風という自然災害から火災・遷都のような人災までを含みます。
 こうした災厄を見聞した作者は、現実感を持たせて臨場感ある描写がなされています。現代で言えば報道記者(ジャーナリスト)と呼ぶことができる存在と言えるでしょう。「コロナ禍」と称される現在、作者が経験して見聞した災厄を読むことで、先人が災厄とどのように向き合ってきたのかを知る機会にしたいと思います。
後援/松本市教育委員会
*講座は1回毎のお申込みとなり、講座当日の受付にて受講料をいただきます。

受講料会員500円、一般1,000円
催しコード26