催しEVENT

催し名

文学散歩 池波正太郎の世界

日時9月17日(木) 午後1時30分~3時(講義)3時30分~4時30分(池波正太郎真田太平記館)学芸員による解説つき
会場上田駅前ビル パレオ2階 会議室
講師

堀井 正子(文学研究家)

定員30名
概要

堀井正子先生の講義の後、池波正太郎真田太平記館で学芸員の解説とともに、実際にその世界に触れていただく講座です。
【講師からのメッセージ】
上田にゆかりの深い池波正太郎、数々の人気テレビドラマは江戸が舞台ですが、〝真田もの〟と呼ばれる小説群は上田や松代が主な舞台になっています。上田でのお話ですから、やはりここは〝真田もの〟にテーマをしぼり、「信濃大名記」「碁盤の首」「錯乱」を中心にしたいと思います。
池波は小説の舞台とする地をまず丁寧に歩いたようです。上田も松代も、土地の持つ空気感や土地勘を身に付け、郷土史家の話も聞き、ここは歴史そのままに語ろうと思ったところもあるでしょうし、思い切って歴史離れをして、小説家の空想力をはばたかせたところもあると思います。
上田は三十余年にわたって、真田家が善政をしいたところでした。その上田から松代へ国替えを命じられた時、領民は領主真田信幸を愛慕の涙で見送りました。信幸は馬に乗り、領民への温かい微笑と慈愛のまなざしを別れの挨拶として、旅立っていきました。小説のこの場面、歴史そのままなのか、それとも歴史離れなのか、興味しんしんですね。
お話を聞いていただいた後、真田太平記館へ文学散歩して、更に池波の世界を楽しんでいただきたいと思います。
共催/上田情報ライブラリー(上田市)

受講料会員1,000円、一般1,500円 (真田太平記館入館料・保険料込み)
催しコード15
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