催しEVENT

催し名

<満席御礼 締切りました>古典文学講座  『徒然草』に学ぶ人生論―兼好の生き方―(松本会場)

日時10月29日(火)、11月26日(火)、12月24日(火)午後2時~4時[全3回]
会場松本市勤労者福祉センター 3階 3-3会議室 (松本市中央4-7-26)
講師

西 一夫(信州大学教育学部教授)

内容

第1回:人生論―無常の世の中を生きる―
第2回:老人力―人生半端に生きてない―
第3回:恋愛論―いつの時代も話題の中心はコレ―

定員70名
概要

昨年度大変好評だった古典文学講座を長野・松本2会場で開催いたします。


第1回:人生論 ―無常の世の中を生きる―
(25段・30段・75段・235段他)
無常の世の中を生きる術を、さまざまな視点から論じています。自然の景物に喩えたり、先人の生き様を取り上げたりと変幻自在に論述を展開します。そうした一端を特徴的な章段から見通してみたいと思います。
第2回:老人力 ―人生半端に生きてない― (58段・140段・168段・172段他)
現在ではいつ頃から「老人」と呼ばれる年齢に達するでしょうか。平均寿命が50才頃であった当時の「老い」の捉え方から、現在の私たちの生活や価値観を見直してみようと思います。タイトルの「老人力」は90年代に赤瀬川原平氏が用いた言葉です。老化の効果を正面から取り上げた内容でした。
第3回:恋愛論 ―いつの時代も話題の中心はコレ― (3段・8段・26段・29段・190段他)
色恋に関して兼好は思いのほか饒舌です。出世者でありながらも色好みとしての素質をしっかり持っていたようです。そうした恋愛論を見ながら、人生とはいかなるものであるかを考えるきっかけにできればと思います。日本人の「不易」な要素の一つと言えるでしょう。

*開講時間は午後2時です。

受講料会員1,500円、一般3,000円(3回分)
催しコード25