催しEVENT

催し名

「大人の遠足」(シリーズ郷土史発掘⑥)現地見学「歴史と文化の十字路」 飯田探訪 ※定員に達したため受付を終了しました

日時10月6日(木)7:30出発
会場松本駅アルプス口出発
講師

笹本正治(長野県立歴史館館長)
青木隆幸(長野県立歴史館 学芸部長)
小野和英(長野県立歴史館 総合情報課専門主事)

見学先

飯田市座光寺南本城城跡・旧座光寺麻績学校校舎
竹田扇之助記念糸操り人形館・満蒙開拓平和記念館ほか

定員40名
概要

◆信州各地の歴史を学ぶシリーズの第6回。
今回は伊那谷南部、飯田市周辺を舞台として選びました。ここは、日本列島の中央部に位置し、東西南北の人と文化が交流する地として栄えてきました。平成25年、県史跡に指定された飯田市座光寺の南本城城跡は、戦国時代末期の大規模な山城跡。現地見学では笹本正治県立歴史館館長が解説を務めます。旧座光寺麻績学校校舎(長野県宝)、人形芝居などこの地域の優れた文化財を見学、満蒙開拓平和記念館では満洲移民の歴史を学びます。全国の7割の生産量を誇る水引細工など、伝統工芸の魅力にも触れます。

 笹本正治(長野県立歴史館館長)
 飯田市の南本城は、下伊那においては極めて保存状態のよい山城です。築城に関しては地元の領主である座光寺氏が関係しているといわれますが、詳細は不明です。堀切の深さや緊張感に満ちた縄張りなどからして、現況は武田氏滅亡後、とりわけ天正10年(1582)から13年ぐらいの間に、徳川家康といった有力者を背景に造られたと考えられます。
戦国時代とはいったいどんな時代だったのかを考えられる、歴史を肌で感じさせてくれる山城といえるでしょう。

受講料会員5,000円 一般6,000円(入館料・昼食・バス代・保険等含む)
催しコード20