催しEVENT

機関誌『地域文化』では、No.113（2015夏号）から「水の恵み」特集を行っています。『地域文化』連動講座として、「水の恵み」をテーマとした教養セミナーを県内各地で開催していきます。

　
　甲武信岳から流れ出る千曲川と北・中央アルプスを源とする犀川とが合流して日本海へと流れ出る信濃川は、日本一の大河である。縄文時代からサケ・マスが日本海からその支流にまで遡上し、戸隠や穂高のように源流部の山には神が宿り、水や農業の神となった。流域の人々は常にプラス・マイナスの二面性をもつ水や川と関わりながら暮らしてきた。流域に水の恵みをたどりながら、その歴史と文化に迫ってみたい。（講師 宮下健司氏）