長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 町-指定-天然記念物 |
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内容 | 植物 |
指定年月日 | 昭和 44/11/06 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 上水内郡飯綱町川上688 |
寸法・材質・形状 | 樹高40m、幹囲3.5-4.7m |
概要解説 | 現在の高岡神社の地には、夏川の産土社であった飯綱社(飯縄社)があった。明治41年(1908)周辺の15社と合祀され高岡神社となったもので、境内の杉の古木は元来、夏川飯綱社の参道並木として17世紀なかばに植えられたものとみられる。夏川飯綱社は古来山岳信仰の霊山として崇拝された飯縄山の「正東麓の里宮」として中世以前に創建されたという社伝がある。関連して高岡神社には享保13年(1728)作の「飯綱大明神」扁額(佐々木文山書)が残り町有形文化財に指定されている。昭和44年(1969)の指定当時、杉の古木は8本あったが、平成5年(1993)落雷により鳥居前の2本を伐採。その杉の輪切が現在、高岡神社拝殿内といいづなコネクトWEST(旧牟礼西小学校)に保存されており、年輪は約350年を数える。飯綱町随一の巨樹の並木として貴重なものである。 |
交通案内 | しなの鉄道牟礼駅から車で10分、上信越自動車道信州中野ICから車で30分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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