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有形文化財

廣澤寺蔵　元版五燈会元　コウタクジゾウ　ゲンバンゴトウエゲン　20巻

指定区分・種別	市－指定－有形文化財
内容	書跡・典籍・古文書
指定年月日	令和 06/07/01
時代区分	鎌倉時代
年代	鎌倉時代
作者
所在地
寸法・材質・形状	冊子
概要解説	『五燈会元』は中国の南宋時代に成立した禅宗の歴史を記した書で、廣澤寺所蔵のものは元の時代に編集・印刷されたもの(元版)である。日本や中国で版が重ねられているが、廣澤寺のものは初期の版に属し、かつ完全な状態で残っており、禅宗史上貴重な典籍である。中国から日本へ伝来したもので、東アジアにおける文化交流と大陸文化の地方への広がりを示す史料である。また、松本地方に関係する武士と考えられる名前が寄進者等として書き込まれており、それら氏族の存在や当時の政治情勢をうかがうことができる点で、地域史料としての価値も高い。
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