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登録有形文化財

旧犬飼呉服店土蔵　キュウイヌカイゴフクテンドゾウ　1棟

指定区分・種別	国－登録－登録有形文化財
内容	登録・産業三次（交通・通信・商業・金融保険・サービス業）
指定年月日	令和 06/12/03
時代区分	明治時代
年代	１８７３年（明治６）
作者
所在地	松本市大手４－１２４４－イ
寸法・材質・形状	建築面積２３平方メートル、木造土蔵造２階建、瓦葺一部銅板葺
概要解説	旧犬飼呉服店の主屋の背後に建つ家財を収蔵した蔵。妻入の木造土蔵造２階建で、正面１・２階に銅板葺庇を付ける。内部は各階一室の板敷で、２階に豪壮な梁組みを現わす。外壁は白漆喰塗りで腰海鼠壁とし、正面２階中央に掛子塗扉を付した窓を開く。重厚かつ均整のとれた外観で屋敷構えを整える。梁の墨書によれば、建築年は明治６年（１８７３）で、建築主は木村宇兵衛清信、棟梁は萩原助太郎義輔である。棟梁の萩原助太郎義輔は、国宝旧開智学校建築の棟梁立石清重が率いた大工設計集団の中に名前を見つけることができ、大工だけでなく設計業務にも関わっていた記述が残されている。
交通案内	ＪＲ篠ノ井線松本駅から徒歩約１５分

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