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登録有形文化財

旧犬飼呉服店店舗兼主屋 キュウイヌカイゴフクテンテンポケンオモヤ 1棟

指定区分・種別国-登録-登録有形文化財
内容登録・産業三次(交通・通信・商業・金融保険・サービス業)
指定年月日令和 06/12/03
時代区分昭和時代
年代昭和前期/2023年(令和5)改修
作者
所在地松本市大手4-1244-イ
寸法・材質・形状間口約3間、奥行7.25間、建築面積87平方メートル、木造土蔵造2階建、瓦葺
概要解説旧犬飼呉服店店舗兼主屋は、善光寺街道(北国脇往還)沿いの松本城下町の東町に位置する。旧犬飼呉服店は、小売業(呉服店)を営んだ商家で、明治33年(1900)に開業したと伝わる。主屋を構えたのは、昭和前期以前で、その後、昭和中期には事業拡大に伴い、松本城の南側に位置する六九通りに移転して次代へ引き継がれ、本物件は住居、主屋1階正面側は貸店舗となった。間口約3間×奥行7.25間の規模で、木造土蔵造2階建。西側正面外壁は、モルタル洗い出し仕上げに目地を入れた石造風で、北面・東面の側面などは漆喰塗仕上げ。1階は、通り土間沿いに部屋を1列に並べ、2階に端正な床構え付き座敷を配す。当時流行していた石造風外観が街路景観の近代化を物語る。
交通案内JR篠ノ井線松本駅から徒歩約15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する文化財保護行政主管課へお問い合わせください。

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