長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
| 指定区分・種別 | 国-登録-登録有形文化財 |
|---|---|
| 内容 | 登録・文化福祉 |
| 指定年月日 | 令和 06/12/03 |
| 時代区分 | 昭和時代 |
| 年代 | 1932年(昭和7)/昭和40年代増築 |
| 作者 | |
| 所在地 | 松本市島立字門田1867-1 |
| 寸法・材質・形状 | 建築面積171平方メートル、木造平屋建一部地階付、瓦葺 |
| 概要解説 | 上高地線大庭駅の南方に位置し、敷地に東面して建つ和風住宅に洋風の医院をつけた、和洋折衷の建物である。起り付き入母屋造の玄関ポーチを付し、正面に立つ円柱のポーチ柱は石に似せた研ぎ出し仕上げ、梁や軒は外壁と同じ洗い出し仕上げである。診療室部分は特注の洋瓦葺きで独逸破風、他は和瓦の入母屋の屋根で、玄関ポーチ屋根はむくりのついた入母屋破風となっている。医院部分の外観は洋風でまとめられ、洗い出し仕上げの外壁に縦長の窓、腰壁は縦に目地が切られ石張り風である。住宅部分は一部を除き、土壁に漆喰塗りの真壁で和風となっている。内部は、医院部分と廊下を挟んで住居部分が配されており、住居部分も典型的な中廊下式である。診療室、薬局等の設えを残し、地域医療の歴史を今に伝える。 |
| 交通案内 | アルピコ交通上高地線大庭駅から徒歩約1分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する文化財保護行政主管課へお問い合わせください。
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