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登録有形文化財

宮海道堰堤 ミヤカイドウエンテイ 1基

指定区分・種別国-登録-登録有形文化財
内容登録・治山治水
指定年月日令和 06/12/03
時代区分昭和時代
年代1939年(昭和14)
作者
所在地松本市入山辺字宮海道沢
寸法・材質・形状堤長34m、堤高15m、アーチ式石積堰堤
概要解説松本市街を東西に貫流する犀川水系薄川上流に県営の砂防施設として築かれた半径30メートルの円アーチ形をした堤高15メートルのアーチ式堰堤。現地は川幅が狭く両岸に岩盤が露出しているため、効果的なダム工法であるアーチ式が採用された。表面を練石積みとし、内部を粗石コンクリートで充填した構造となっている。我が国最初期のアーチ式砂防堰堤で、建設から80年を過ぎた現在も、薄川中流部でその機能を果たし続けており、近代砂防が大きく発展する時代を象徴する歴史的な建造物と言える。
交通案内長野自動車道松本ICから車で約40分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する文化財保護行政主管課へお問い合わせください。

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