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有形文化財

吉野神社本殿 ヨシノジンジャホンデン 1棟

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容神社建築
指定年月日令和 5/04/06
時代区分江戸時代
年代1709年(宝永6)
作者
所在地安曇野市豊科2315
寸法・材質・形状内陣-間口(芯々)2.297m、奥行(芯々)2.091m、高さ(土台を基準として丸桁上端まで)3.650m 向拝-高さ(丸桁上端まで)3.301m
概要解説吉野神社本殿は宝永6年(1709)に建設された穂高神社の本殿を、明和6年(1769)年に現在の豊科吉野の地に移築された遺構と推定される。安曇野市における近世社寺建築においても数少ない、建設年代が江戸時代中期にさかのぼる遺構に位置付けられ、とりわけ、特異な形式をもつ穂高神社本殿の古い時代の姿を伝える重要な事例として評価される。また、穂高神社の本殿を移築した他の遺構との比較によって、20年に一度の遷宮に伴う構法や装飾などの変化の過程をしることができるという点においても、安曇野市における建築技術の発展を伝える物証として貴重である。
交通案内JR大糸線南豊科駅より徒歩約5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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