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無形民俗文化財

熊野皇大神社太々神楽(散米の舞・千箭の舞・烏の舞) クマノコウタイジンジャダイダイカグラ サンマイノマイ チノリノマイ カラスノマイ 3曲

指定区分・種別町-指定-無形民俗文化財
内容芸能(無形民俗)
指定年月日令和 5/06/27
時代区分江戸時代
年代江戸時代
作者
所在地
寸法・材質・形状
概要解説長野県と群馬県の県境である碓氷峠の頂上に位置する熊野皇大神社は、江戸時代まで、熊野権現または碓氷権現として親しまれてきた。明治期以降、県を境に、長野県側を熊野皇大神社、群馬県側を熊野神社と称するようになり、毎年春(5月15日)と秋(10月15日)に例大祭が行われ、春は熊野神社、秋は熊野皇大神社が太々神楽を奉納している。「熊野皇大神社太々神楽」は「峠の御神楽」とも呼ばれ、笛などの楽器や踊りが付いたものであり、現在「散米(さんまい)の舞」・「千箭(ちのり)の舞」・「烏(からす)の舞」の三座が奉納されている。現在、峠町集落の居住者は激減したが、江戸時代には社家が80軒ほどあり神職が多くいたため、神楽に携わる舞い手や使用される楽器などが伝承されてきた。社殿内には多くの「太々御神楽」の奉納額が残されており、近世期の太々神楽の隆盛が伺える。「熊野皇大神社太々神楽」は、変化を遂げつつも江戸時代より継承されてきた軽井沢町の貴重な無形文化遺産である。
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