信州の文化財を探すSEARCH

有形文化財

大和田神社神楽殿 オオワダジンジャカグラデン 1棟

指定区分・種別村-指定-有形文化財
内容神社建築
指定年月日令和 4/11/30
時代区分江戸時代
年代
作者
所在地長野県北安曇郡松川村2831
寸法・材質・形状桁行11m、梁間8.5m、高さ8m 2階建
概要解説祭神に舞楽を奉納する場所として建造された。1階は、全面板張りの舞台となり、前方両袖に太夫座が設けられており、東西南北四方に吹き放ちになっている。2階の正面は、板壁、背面は竪格子の窓となり、舞台を上部から見下ろすことができる。本殿と社殿の間隔を広くとってあるのは、幕末から明治初期に盛んであった地芝居上演の折に、野外観覧席とするためである。また、戦後も神楽殿は青年団の文化活動として芝居の上演などの場所としても提供された。娯楽施設がなかった当時の村内にあって、雅楽奉納の目的以外にも重要な役割を果たしていた。
交通案内JR大糸線信濃松川駅より自動車で5分、徒歩で30分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。