長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-有形文化財 |
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内容 | 書跡・典籍・古文書 |
指定年月日 | 令和 4/03/29 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 江戸時代(16世紀後半-17世紀前半) |
作者 | |
所在地 | 松本市里山辺5112 |
寸法・材質・形状 | 巻子装・軸装 |
概要解説 | 小笠原氏が開基した寺である廣澤寺に伝わる小笠原氏関係の文書群である。武田氏に追われて信濃国を離れた小笠原氏は、貞慶の代になって旧領である松本の地を回復した。貞慶は先祖が開いた廣澤寺を敬い、以後松本城主を務めた秀政・忠脩・忠政(忠真)もそれを引き継いだことにより、貞慶以来の小笠原氏関係の史資料をよく残している。本文書群は安土桃山後期から江戸時代にかけて、小笠原氏と廣澤寺が関わった歴史を伝える史料である。本文書群には寺の所領を安堵したり寄進したりした文書や書状があり、特に書状からは、関ヶ原合戦から大坂の陣前後の松本城主小笠原氏の動向や城主としての心情や人柄を窺うことができる。 |
交通案内 |
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