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有形文化財

立石清重関係文書 (フリガナ)タテイシセイジュウカンケイブンショ 1428点

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容書跡・典籍・古文書
指定年月日令和 4/03/29
時代区分明治時代
年代明治時代(19世紀後半-20世紀前半)
作者
所在地松本市鎌田2-8-25(松本市文書館)・松本市蟻ケ崎2-4-40(旧開智学校校舎)
寸法・材質・形状一紙・冊子・袋
概要解説立石清重は文政12年(1829)6月15日に松本東町の立石家の次男として生まれた。父の清三郎を継いで大工を生業とし、明治27年(1894)8月23日に没するまで、生涯、大工としての仕事を続けた。本文書は、建築に関する史料がその大部分を占め、立石清重が手掛けた建物の図面や仕様書をはじめ、建設の請負書や現場とのやり取りに関する書簡などを含んでいる。また、史料の端々には、墨描きや鉛筆描きの生々しいスケッチも残されており、創造の過程を読み取ることもできる。本文書を通じて、地方で擬洋風建築を手がけた代表的な大工として知られる立石清重の仕事の具体像を読み解くことができ、松本における建築およびそれを手がけた大工の近代化の実態を伝える史料群として極めて貴重である。
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