長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-史跡 |
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内容 | 旧宅 |
指定年月日 | 令和 3/03/03 |
時代区分 | 時代区分不明 |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 茅野市宮川 |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 守矢家は、諏訪上社の大祝を補佐し、諏訪上社五官の筆頭「神長官」として、代々祈祷と政務事務を掌握してきた。守矢家には、諏訪上社の神事をはじめとする守矢家文書がのこされ、一部が県宝と市有形文化財に指定されている。これらの文書は、茅野市神長官守矢史料館に保存・展示されている。屋敷地には、市指定文化財の「神長守矢家祈祷殿」「神長官裏古墳」「神長官邸のみさく神境内社叢」のほか、守矢家の祀る御頭御社宮司総社と江戸時代以前の築造とされる庭園がある。守矢家文書『古今家談』の「明治五年前家屋建物ノ図」によると、現在の守矢邸のある場所に、勅使の間と、それに関連する部屋のそろった建物があり、その西南側に続いて居宅が建てられていた。現在の守矢邸は、昭和4年(1929)に改築されたが、寛政4年(1792)建築時の部材を使い、使者の間、大広間、勅使の間などが再現され、江戸時代の建築空間と神長官の住まいを伝えている。守矢家の屋敷地を、守矢家の歴史的な景観を構成する文化財群と一体的に保護し、後世に継承するため、市史跡に指定するものである。 |
交通案内 | JR中央東線茅野駅、中央自動車道諏訪ICから車で5分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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