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有形文化財

石神遺跡出土品 イシガミイセキシュツドヒン 1式

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容考古資料
指定年月日令和 2/04/01
時代区分縄文時代
年代
作者
所在地小諸市相生町3-3-3
寸法・材質・形状
概要解説小諸市大字八満に所在する石神遺跡から出土した、縄文時代前期から晩期の考古資料。 石神遺跡の出土品は縄文時代前期の資料から認められるが、特に縄文時代後・晩期の遺物は質、量ともに豊富で、目を引くものに精緻な文様を施した深鉢、遮光器土偶、ネックレスを表現した板状土偶、顔面を表現する注口土器、ミニチュア土器、多量の耳飾、玉、骨角器がある。 頭部資料とはいえ、これほどの状態の良い遮光器土偶は長野県内で稀少であり、また、土偶のネックレス表現は全国的にも珍しい。骨角器、耳飾りは丁寧な装飾が施されているものもあり、石神遺跡の出土品は優品が多い。 本件は、縄文時代後期から晩期の生活様式、生業、信仰等を理解するうえで重要な考古資料である。
交通案内しなの鉄道小諸駅から徒歩10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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