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有形文化財

王日神社幕絵 オウヒジンジヤマクエ 2点

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容絵画
指定年月日令和 3/01/05
時代区分明治時代
年代1869年(明治2)
作者児玉果亭
所在地中野市諏訪町4-20
寸法・材質・形状縦2.4m、横7.5m
概要解説王日神社に伝わる2点の幕絵は、縦2.4m×横7.5mで和紙を貼り合わせた紙に描かれている。絵については「舌切り雀」「鼠大根」を題材としており、使われている落款(紙印)により、明治2年(1869)4月中旬の児玉果亭による真筆であること、第十七代宮司である伝田丈親との関連も確認されている。 2点の幕絵は児玉果亭の謎多き時期の作品であり、また中野騒動で焼失しなかった貴重な時期の作品である。絵の手法からは、優れたバランス感覚と大きな絵筆を用いる高い技術を要し、豪快かつ繊細な技術が確認できる。この幕絵は、地元の歴史・くらし文化から生み出された素晴らしい宝である。
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