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有形文化財

中村八幡社の石造狛犬一対 ナカムラハチマンシャノセキゾウコマイヌイッツイ 1対

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容彫刻
指定年月日令和 2/01/16
時代区分江戸時代
年代1678年(延宝6)
作者
所在地飯田市中村1800-1(中村八幡社)
寸法・材質・形状花崗岩、阿形-全長71.5cm、全幅28cm、像高46.5cm 吽形-全長72cm、全幅27cm、像高48.5cm
概要解説寸胴で前足が短く、前方にかがむような低い姿勢になることが特徴。材質は花崗岩でできており、現代の雄々しい狛犬とは異なる、素朴で和やかな印象を受ける。 阿形吽形ともに襟毛・歯・目は線刻であり、鼻孔は石材をくり抜き穴を開けている。どちらとも口内に彩色が残る。 狛犬一対の背面には、それぞれ延宝6年(1678)小春(10月)に、中村の庄屋が寄進した旨の陰刻銘がある。このように制作年が判明する狛犬としては現在市内最古の例であり、県下で最も古い石造狛犬のひとつとしてみることができる。
交通案内中央自動車道飯田ICから車で10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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