長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-無形民俗文化財 |
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内容 | 年中行事(無形民俗) |
指定年月日 | 令和 2/03/20 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 松本市五常落水 |
寸法・材質・形状 | |
概要解説 | 四賀地区五常落水町会の法音寺常会で、彼岸の中日に神送り行事として行われている。 集落(10戸)の主人方が法音寺公民館に集まり、ウマ(馬)、人形3体、手綱、大数珠の作り物を製作する。人形には特に名前はなく、ダイコンのつばをつけた刀が挿される。ワラ人形の形で、手を象って5本の指がはっきりとわかるように細工され、その顔は障子紙を使って墨で眉毛・目・鼻・口が描かれる。同じように作られた人形3体のうち1体が馬の背に乗せられる。 作り物が完成すると、中心にウマに乗った侍、前方に手綱を引く侍、後ろにもう1体が行列を組んだように、送り出す側の方向に向けて並べられる。並べるとお清めの意味で人形にお神酒がかけられる。数珠を象った藁縄で人形を囲み、数珠回しを行う。常会長のところに結び目がくるようにセットすると、そこから右回しに3周数珠を回す。唱えるのは「南無阿弥陀仏」。数珠回しが終わると、部屋の窓から作り物を外に持ち出し、会田川の橋まで持っていくと、橋の上から投げ捨てられ、川へ流される。人形を流すことにより「厄を流す」という意図がある。 |
交通案内 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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