信州の文化財を探すSEARCH

有形文化財

木造男神坐像(前鉢伏神社伝来) モクゾウダンシンザゾウ マエハチブセジンジャデンライ 1躯

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容彫刻
指定年月日令和 2/03/27
時代区分平安時代
年代平安後期(12世紀)
作者
所在地松本市内田2573
寸法・材質・形状木造彫眼素地、像高56.6cm
概要解説本像は、平安時代後期(12世紀)制作と推定される神像で、元々は鉢伏山頂にある鉢伏神社の里宮として信仰されてきた前鉢伏神社に安置されていた。本像は、すでに松本市重要文化財に指定されている牛伏寺の4躯の神像のうち、大小の女神像との類似点が多く、特に女神像(大)と本像は同作者による造像と考えられる。また保存状態の共通点から、ある時期には女神像と同じ環境に置かれていたとも考えられ、その後前鉢伏神社に移された経緯など、牛伏寺の神像群全体の信仰を考えるうえで貴重な資料となる。 
交通案内JR篠ノ井線村井駅から車で15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

写真をクリックすると拡大画像がご覧いただけます