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県宝

信州の特色ある縄文土器 シンシュウノトクショクアルジョウモンドキ 158点

指定区分・種別県-指定-県宝
内容考古資料
指定年月日平成 30/09/27
時代区分縄文時代
年代約5000年前
作者
所在地 岡谷市、諏訪市、茅野市、原村、富士見町、箕輪町、南箕輪村、宮田村、辰野町、伊那市、山形村、朝日村、安曇野市、大桑村、上松町、塩尻市、川上村、御代田町
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概要解説長野県内出土の縄文土器の大半は、北陸・関東地方の影響を受けつつも独自に発達したきわめて特徴的な文様の土器である。とりわけ、中期の土器は、華美な、しかし意味のある独特な文様、特異な造形を特徴として、信州で繁栄した縄文文化の徴表であり、信州特有の特徴を備えていることが明らかである。特に顔面や顔面装飾を付ける土器は、信州の縄文土器の最も顕著な特徴であり、これらの造形的に優れている特徴は、豪壮、流動、華麗な、装飾性に富む絵画のような、あるいは意味のある抽象絵画のような呪術性を持つ文様である。また、これは縄文時代社会の精神構造、心やものの考え方(思惟)に通ずる土器であるということができる。信州という広い地域の中で一定の基準のもと包括的に「信州の特色ある縄文土器」として158点を指定した。
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