長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 県-指定-県宝 |
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内容 | 考古資料 |
指定年月日 | 令和 2/03/16 |
時代区分 | 縄文時代 |
年代 | 約3,000年前 |
作者 | |
所在地 | 松本市中山3738-1(松本市立考古博物館) |
寸法・材質・形状 | 土製耳飾、土偶、土版、中空動物形土製品、土器、石製品 |
概要解説 | 土製耳飾は、出土点数が際立って多く、すべての出土状況が明らかになっている重要な資料である。製作技術や文様の変化から土製耳飾の形態や装飾の変遷を追うことができる資料は、他に類を見ない。土偶は、「顔面付分銅形土偶」という独自の形態があり、東海から関西にみられる「分銅形土偶」をベースとして関東の「山形土偶」等の要素が加わって成立したものである。縄文時代後期後葉から晩期中葉にかけて遺跡が著しく減少する甲信地域にあって、質量ともに抜きんでた遺物群であり、また、縄文人の繊細で緻密な工芸技術を示す資料であり、当時の交易・交流や祭祀儀礼を解明するうえで重要な資料である。 |
交通案内 | 長野自動車道塩尻北ICより車15分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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