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県宝

エリ穴遺跡出土品 エリアナイセキシュツドヒン 485点

指定区分・種別県-指定-県宝
内容考古資料
指定年月日令和 2/03/16
時代区分縄文時代
年代約3,000年前
作者
所在地松本市中山3738-1(松本市立考古博物館)
寸法・材質・形状土製耳飾、土偶、土版、中空動物形土製品、土器、石製品
概要解説土製耳飾は、出土点数が際立って多く、すべての出土状況が明らかになっている重要な資料である。製作技術や文様の変化から土製耳飾の形態や装飾の変遷を追うことができる資料は、他に類を見ない。土偶は、「顔面付分銅形土偶」という独自の形態があり、東海から関西にみられる「分銅形土偶」をベースとして関東の「山形土偶」等の要素が加わって成立したものである。縄文時代後期後葉から晩期中葉にかけて遺跡が著しく減少する甲信地域にあって、質量ともに抜きんでた遺物群であり、また、縄文人の繊細で緻密な工芸技術を示す資料であり、当時の交易・交流や祭祀儀礼を解明するうえで重要な資料である。
交通案内長野自動車道塩尻北ICより車15分

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