長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 村-指定-有形文化財 |
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内容 | 歴史資料 |
指定年月日 | 平成 31/03/22 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1827年(文政10) |
作者 | 小林 一茶 |
所在地 | 上高井郡高山村高井5161-1(一茶ゆかりの里一茶館) |
寸法・材質・形状 | 縦16cm、横26cm、紙本 |
概要解説 | 小林一茶が書いた高山村の門人久保田春耕に宛てた書簡。柏原の大火の後、小布施の六川に行ってそこで書かれたものといわれている。火事の後に土蔵に住んでいることと手紙を持たせたこの人が湯田中に行くので、私が行くまで泊めてほしい旨が書かれており、火事の後を詠んだ「やけ土のほかりほかりや蚤さはぐ」の俳句が書かれている。11月に亡くなる前の6月に書かれた一茶最晩年の頃の書簡として有名なものであり、一茶が亡くなる直前まで久保田家と親交があったことを示す資料である。紫の久保田家が所有していたが、平成26年(2014)6月15日に高山村に寄贈され、現在は一茶ゆかりの里一茶館に保管されている。一茶の真筆の短冊・扇面・書簡に加え、中村皐鳥追悼句会句合など全9点の貴重な資料が一面に貼られている「貼り交ぜ額」の内の春耕宛ての書簡。 |
交通案内 | 長野電鉄須坂駅から山田温泉行バス「紫」下車徒歩5分、上信越自動車道須坂長野東ICから車で15分・小布施スマートICから車で10分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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