長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-天然記念物 |
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内容 | 植物 |
指定年月日 | 平成 30/02/23 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 江戸時代 |
作者 | |
所在地 | 松本市里山辺5112-イほか |
寸法・材質・形状 | 最大幹囲6.6m 樹高-平均25m、最大31m |
概要解説 | 平成15年(2003)の調査では25個体のケヤキが確認され、それ以降に、1本が伐採されたが、現在も24個体が残されており、並木の景観は維持されている。このときの伐採木は芯が朽ちていたものの、残存部の年輪から推定して、当該個体は概ね400年程度の樹齢と推定され、並木の生育状況からほぼ同様の樹齢と推定できる。半数以上が自然樹形のまま育っており、その成長も良好で、平均樹高25メートル、最大樹高31メートルと、長野県内のケヤキ林の中でも特に良好な成長といえる。幹周3メートルを超える巨木が15個体残され、最大幹周は6.6メートルである。また、並木の林床は自然状態が維持されており、里山の斜面下部に多いヤマブキや、ニホンジカの食害で市内での個体数が減少しているスズタケが見られるなど、植栽由来ではあるものの、天然のケヤキ林に近い植生が認められる。 |
交通案内 | JR篠ノ井線松本駅から車で15分、長野自動車道松本ICから車で25分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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