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有形文化財

養気荘(旧瀧家別荘) ヨウキソウ キュウタキケベッソウ 1棟

指定区分・種別町-指定-有形文化財
内容住宅建築
指定年月日平成 27/01/27
時代区分昭和時代
年代1929年(昭和4)
作者老舗繊維商社「瀧定」4代目瀧定助
所在地木曽郡南木曽町読書3231-2
寸法・材質・形状間口5間4尺、奥行7間半
概要解説養気荘(旧瀧家別荘)は、名古屋にある元治元年(1864)創業の老舗繊維商社「瀧定」の4代目瀧定助が、昭和4年(1929)に妻の貞(昭和47年歿)のために建てた別荘である。神戸沢のかつての蛇抜けによって運ばれた巨石を基礎として巧みに利用して建てられている。屋根は寄棟造と入母屋造の桟瓦葺の棟を直交させ、周囲に下屋を付けている。内部は質の高い数寄屋建築で、茶室も造られている。全体として多彩な材料を使い、名古屋から呼び寄せた大工や左官の技術も高く、職人の技術の粋を集めた名建築といえる。近代和風建築の様々な様式を見ることができる建物として貴重である。
交通案内JR中央西線南木曽駅から車で5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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