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有形文化財

大川遺跡第14号住居址出土縄文土器 オオカワイセキダイ14ゴウジュウキョシシュツドジョウモンドキ 3点

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容考古資料
指定年月日平成 29/02/17
時代区分縄文時代
年代縄文中期
作者
所在地東御市和2628(東御市コミュニティーセンター)
寸法・材質・形状最大高-63cm、33cm、36cm
概要解説平成2年(1990)度に行われた県営ほ場整備工事に先立つ緊急発掘調査において、調査地点のほぼ中央部から検出された縄文時代中期中葉の竪穴住居址(第14号住居址)の床面上からまとまって出土した。ほぼ完形で大型の縄文土器は、新潟県魚沼地域を中心に出土している火焔型土器の特徴を有している。他の2点の土器は、長野県・群馬県を中心に出土している焼町土器古段階の特徴を有している。本遺跡から出土した縄文土器3点は、この地域の該期の土器の特徴を備え、独特の文様構成が認められる。類似した土器群は、学術的価値が高く、土器型式学的・土器造形的にも重要である。発掘調査により出土状況が明確であり、検出状況から一括性が確認されている。
交通案内しなの鉄道田中駅・大屋駅から車で約10分、上信越自動車道東部湯の丸ICから車で約10分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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