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有形文化財

両界曼荼羅図 リョウカイマンダラズ 2幅

指定区分・種別市-指定-有形文化財
内容絵画
指定年月日平成 28/01/20
時代区分鎌倉時代
年代鎌倉時代(14世紀)
作者
所在地駒ヶ根市赤穂29-1(光前寺)
寸法・材質・形状金剛界-縦145.8cm、横153.6cm 胎蔵界-縦145.8cm、横133.0cm 絹本著色
概要解説本図は、典型的な東密系の曼荼羅で、弘法大師空海がもたらした現図曼荼羅と呼ばれる図像を踏襲している。特徴としては、金剛界の一院会にひときわ大きく描かれる大日如来があげられる。線は極く細い鉄線描きであり、肉線も墨線で、ところによっては朱線で描かれたところもみえる。岩絵具にも胡粉を混ぜて使っている。おだやかな美しさは絵の古風が窺われ平安期を思わせるところもあるが、金の用法、朱のぼかし方などから鎌倉期の作と推定されている。
交通案内JR飯田線駒ヶ根駅からバスで20分、中央自動車道駒ヶ根ICから車で5分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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