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天然記念物

大型鰭脚類の陰茎骨化石 オオガタキキャクルイノインケイコツカセキ 1点

指定区分・種別市-指定-天然記念物
内容地質・鉱物
指定年月日平成 28/03/23
時代区分時代区分なし
年代新生代新第三紀中新世中期
作者
所在地松本市七嵐85-1(松本市四賀化石館)
寸法・材質・形状最大長43cm、最大厚9cm、最大幅6cm
概要解説四賀の堂平で、中新世中期の地層から、昭和40年(1965)以前に発見されたとされている。当時活動していた大型の鰭脚類のものであることが推測されるが、具体的な動物の種類等については特定されていない。最大長43センチメートル、最大厚9センチメートル、最大幅6センチメートルで、全体の3分の1程度が欠如していると考えられるため、全長は70センチメートルほどと推定され、これまでに発見されている陰茎骨の化石では世界最大級のものとされている。この化石が発掘された堂平付近からは、シナノトドの化石が出土している。
交通案内JR篠ノ井線松本駅からバスで40分「化石館」下車

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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