長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 市-指定-天然記念物 |
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内容 | 植物 |
指定年月日 | 平成 27/07/07 |
時代区分 | 時代区分なし |
年代 | |
作者 | |
所在地 | 松本市内田2574-1 |
寸法・材質・形状 | 群落範囲-東西約110m、南北約90m |
概要解説 | 南向き斜面で日当りは良く、アカマツ、カラマツ、スギの植栽林に囲まれた落葉広葉樹林で、当地区の潜在性自然植生を示す貴重な群落である。群落がみられる範囲は東西約110メートル、南北約90メートルである。牛伏寺の寺有林で、自然状態で維持管理されている。最近、シカの食害により、草本層、低木層の生育状況に影響が出ている。ブナが、高木層、亜高木層、低木層、草本層に生育が確認され、持続群落として発達してきたことがうかがわれ、将来も持続していくものと考えられる。松本平の里山に残る唯一のブナ林で、学術的にも貴重な群落である。長野県中部の集落付近でブナが見られることは少ない。植物相から見ても里山の森林に多く見られる植物相で、寺有林として保護されているため、湧水も豊富で乾湿両方の里山の植相が残っており貴重である。 |
交通案内 | JR篠ノ井線村井駅から車で15分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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