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無形民俗文化財

横沢の御柱とスースー ヨコザワノオンバシラトスウスウ 

指定区分・種別市-指定-無形民俗文化財
内容年中行事(無形民俗)
指定年月日平成 27/12/25
時代区分時代区分なし
年代
作者
所在地松本市梓川倭2161-6・2356-1の西側道路敷き
寸法・材質・形状
概要解説梓川倭の旧横沢中区の一部と、同下区の西下の2箇所で行われている御柱は、正月2日に柱立てが行われる。中は横沢神社南側の路傍に祀る道祖神、西下は集落西側の三叉路に祀る道祖神の脇に立てられる。中では柱立ての朝に「スースー」と言われる勧進が行われている。子どもたちが5色のオンベを持って「スースードウソジンノオンマエモウス」と言ってお金を集めて家々をまわる。かつては、集めたお金を御柱につけるオンベの材料費にしたという。勧進をしてまわる際に「今日はオンバシラを立てるから集まってください」と触れて歩く。立てられた柱は20日近辺の休日に倒される。飾られているシデなどはその場で焼いて処理をする。『梓川村誌』にも記載がなく起源は不明である。旧中区では昭和36年(1961)にオンバシラが中断したが、平成2年(1990)に有志の人たちによって復活した。この間も、子どもたちにより、スースーは続けられてきた。西下では簡略されながらも、今日まで続けられている。
交通案内アルピコ交通上高地線新村駅から車で15分

※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。

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