長野県の芸術・文化情報センター公益財団法人 八十二文化財団
指定区分・種別 | 村-指定-有形文化財 |
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内容 | 書跡・典籍・古文書 |
指定年月日 | 平成 28/03/24 |
時代区分 | 江戸時代 |
年代 | 1818年(文化15・文政元)頃、1819年(文政2) |
作者 | 小林 一茶 |
所在地 | 上高井郡高山村高井5161-1(一茶ゆかりの里「一茶館」) |
寸法・材質・形状 | 長さ110.5cm、幅36.0cm |
概要解説 | 小林一茶の作品では、珍しい絹本の対幅である。左上から右下の方向へ一句を散らし書きし、その下に絵を描き「家も一茶」「人も一茶」と署名している。思うがままの自由な書式とともに、筆圧を強く加えた豊潤な筆致に一茶の情感がにじんでいる作品である。小林一茶の門人である高山村の久保田春耕の依頼で小林一茶が書いたものと伝えられている。絹本に見事な構成で書かれており、一茶の墨跡としては出色のもので、東京国立博物館に展示されたこともある名品であり、高山村に残る一茶の墨跡の中でも特に貴重で価値の高いものである。 |
交通案内 | 長野電鉄須坂駅から長電バス山田温泉線で約15分、上信越自動車道須坂長野東ICから車で約20分 |
※ご注意ください:すべての文化財は見学が可能とは限りません。見学の際は、事前に関連する教育委員会へお問い合わせください。
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